亀頭サイズと仮性包茎の関係

亀頭サイズと包茎の関係

亀頭と陰茎体(シャフト)の境目にはくびれ(亀頭頚)がありますが、この深さは亀頭の最大径とシャフトの直径との差で近似的に表されると考えられます。アンケートの質問項目では勃起時の亀頭直径とシャフト中央部の直径を答えてもらっているので、その差をもって代用することにします。

露茎・仮性包茎・真性包茎のそれぞれのグループごとに亀頭直径と亀頭頚の深さの平均値を集計してみました。なおここでは20歳以上に限定して集計しています。

  亀頭直径(mm) 亀頭頚の深さ(mm) 人数
露茎 44.1 2.5 629
仮性包茎 41.5 0.0 620
真性包茎 39.9 1.9 23

すると非常に興味深い結果が得られました。明らかに露茎グループでは亀頭の直径・亀頭頚の深さともに大きい傾向が見られます。わずか数ミリの差ですが、母集団の人数は十分多いので、有意な差と考えられます。対する仮性包茎のグループでは亀頭とシャフト中央部の直径の差がほとんどないということもわかります。

この結果から導き出される結論は、露茎か仮性包茎かを分ける要因はほとんど亀頭の大きさや亀頭頚の深さで決まるということです。つまり亀頭が大きく発達し、いわゆるカリの高いペニスほど「引っかかり」ができて、皮が戻るのを食い止めているということなのです。この段差が小さいと皮の戻りを食い止めることができず、仮性包茎になると考えられます。

ペニスの形状と包茎の関係

アンケートではペニスの太さとしてシャフトの中央部で測ってもらっているため、亀頭頚の部分での太さとは必ずしも一致しません。したがって正確に亀頭頚の深さを表しているものではありませんが、シャフト部分の形状によっても包茎との相関関係があるだろうと思われます。つまり、シャフト中央部が太い「中太型」のペニスでは上の集計における亀頭頚の深さが小さめに出るはずで、その影響を調べるためシャフトの形状ごとに包茎の割合を集計してみました。なお対象人数は上の集計と同じです。

  露茎 仮性包茎 真性包茎
直筒型 55.2% 43.5% 1.3%
中太型 43.0% 54.7% 2.3%
根太型 38.6% 57.8% 3.6%

すると予想通り、中太型や根太型では仮性包茎の割合が高い傾向がはっきり見られました。経験的に中太型ペニスの人は亀頭が小さいように思っていましたが、それが数字で裏付けられた形です。

考察

亀頭のサイズやペニス形状と包茎との相関関係はある程度仮説を立てていたのですが、それがはっきり数字で裏付けられました。仮性包茎になるかならないかの違いは、ほとんど亀頭の大きさ、もっと正確に言えば「カリの高さ」で決まるといって差し支えありません。つまり平常時に余った皮を亀頭冠が支えてくれるかどうかの違いなのです。亀頭の大きさはほぼ先天的なものですから、残念ながら仮性包茎から露茎に移行する可能性は低いと言えるのですが、皮が戻ってしまうのは単に亀頭冠の支えが足りないからであって、少なくとも勃起時に剥けるのであればそれは包茎でも何でもないと言えます。

自分は20歳の頃まで完全な真性包茎だったのですが、思い切って自分で剥いてみたところ、仮性包茎にはならずに露茎に移行しました。それはたまたま亀頭が大きいことが幸いしていたのです。ですから真性包茎の方もあきらめずに剥くことさえ成功できれば、亀頭のサイズ次第で露茎に移行する可能性もあるということです。

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