射精の過程を観察する

自分が射精している間、体にどんな変化が起きているかなんて通常見ることはできませんが、観察する方法が一つだけあります。それは自分の射精を動画に撮ってみることです。最近はスマホやデジカメで手軽に動画が撮れますから、やろうと思えば誰にでもできることです。僕は自分の射精を見るのが本当に好きで、動画を撮っては観察するのが密かな楽しみでした。自分のものとはいえ、ペニスがドックンドックンと脈打ちながら精液を吐き出す様子は非常にダイナミックで感動的です。まるで別の生き物を見ているようで愛おしくさえなってきます。男性生殖器のすばらしさを感じずにはいられません。

射精を常に観察していると、射精に先立って性器周辺に特有の動きが見られることがわかりました。それは主に睾丸や陰嚢周辺に現れます。ですから自分で撮影する際は体の下側から見上げるように撮るのが基本です。もし動画投稿サイトで他人の射精を見る機会があれば、下側からのアングルで陰嚢がはっきり見える動画が参考になります。

外気温にもよりますが、平常時の状態では陰嚢はだらんと垂れ下がっているのが普通です。個人差はあるようですが、僕は勃起すると陰嚢がやや固く締まった状態になります。よほど暑くなければ垂れ下がっていることはあまりありません。それは射精に向けて準備が整った状態と見ることもできるでしょう。しかしその場合でも睾丸の膨らみは外から見てはっきりわかります。この状態ではまだすぐに射精に至ることはありません。射精までにはまだ十分な時間的余裕があるということです。

やがて興奮が高まり、射精が切迫してくると睾丸や陰嚢に目に見える変化が現れます。まず睾丸がペニスの根元の方に引き寄せられ、外から形がわからなくなるほどピッタリくっついて平らになってきます。そして陰嚢は固く引き締まり、太いしわが多く見られるようになります。これが射精の約5秒前、「ああ~っ、出る!」と言っている時期にあたります。この動作は射精に向けて精子が精巣上体から精管膨大部へ運ばれるために必要なものと考えられます。この時点でオーガズムが発生していて、もう後戻りできない状態です。この後、わずか数秒のうちに精子が精管を通って精管膨大部まで運ばれ、射精の複雑なメカニズムが一斉に動き出します。

そしてついに射精が始まると陰嚢と肛門の間の部分(会陰部)がヒクヒクと律動的に収縮するのが見られます。これは射精に伴って球海綿体筋などの筋肉が収縮していることに対応し、精液の射出と完全に同期しています。会陰部は膨張と収縮を繰り返しながら、収縮した瞬間に精液が押し出されることがわかります。またそれに合わせてペニスの下側にある尿道の膨らみもドクドクと脈打っているのが見えます。よく観察すると、会陰部の収縮と尿道の収縮にはわずかなタイムラグがあり、それが精液が通過するのに要する時間ということです。つまり会陰部から尿道口へ向けて波のように収縮が伝わっていき、精液が放出されるのです。肉体の非常に精巧なメカニズムによって精液が一生懸命送り出される様子は僕が最も感動する瞬間です。

この会陰部の収縮は僕の場合、ほぼ15回続くことがわかっています。回数はいつも決まっていて変わることはありません。他の人の動画を見てもおおよそそのくらいです。これは人類に共通なのでしょう。収縮の間隔は動画の解析から、最初の5回はほぼ等間隔で0.75秒であることがわかりました。その後徐々に遅くなって1秒を超え、10回目以降は2秒近くになります。最後の1回は5秒ほど遅れて来るようです。不思議とこれはいつも一定していて、これほど正確に制御している肉体のメカニズムってすごいと感心してしまいます。

会陰部の収縮に同期して、尿道口からは精液が放出されているわけですが、もちろん最初ほど勢いが強く、徐々に弱くなっていきます。しかし量的に見ると最初の方よりも最後の方が多いことがわかります。僕の場合、だいたい7~8回目あたりにピークが来るようです。精液というのは複数の成分が混じっていて、最初の方に出てくるのは精子と前立腺液の混合物ですが、最後の方で出てくるのは精嚢液が大半なのです。精嚢液は精液の約7割を占めており、これが出てくるタイミングがおよそ7~8回目あたりからと言えるのでしょう。よく見ると色が白から黄色っぽい透明に変わったのも観察できます。目に見える精液の放出はだいたい10~12回程度ですが、それで終わったわけではなく、会陰部の収縮が続く限り、わずかながらも精液は尿道へ漏れ出しています。

1回目の収縮から15回目の収縮までを射精と考えれば、射精が完了するまでの時間は約20秒です。射精が終わると吊り上がっていた睾丸は急速に下がり始め、15回目の収縮が終わる頃にはほぼ元の位置に戻り、陰嚢は元の膨らみを取り戻しています。それと同時にペニスの勃起も急速に収まります。さっきまであんなに元気だったペニスがぐったりと疲れ切っているように見えるのは結構切ないですね(笑)。肉体にとっては射精という一大イベントを成し遂げたのですから、ご苦労さん!と声をかけてやりたくなります。

自分の射精も他人の射精も観察するのは興味が尽きませんが、このことを知っていればたとえ他人であろうと射精のタイミングを見極めることができます。またいわゆる「中出し」などで精液が直接見えない場合でも会陰部の収縮から射精していることがわかるので、AVの見方も変わります。

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