精液の量を増やすには?

射精のとき、日によって精液の量に違いがあること、色や粘り気にも違いがあることは誰しも経験していると思います。一般的に言って濃い精液がたくさん出たときが一番気持ちいいような気がします。できることならいつもそうありたいものですが、ここでは精液の量に関する法則について考察してみたいと思います。

精液の量には個人差がある

一般的に一回の射精で放出される精液の量は1.5~6ml程度とされていますが、これは人によってかなり差があるようです。

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たとえば僕の場合、コンドームを着けて射精したら精液溜まりに一杯か、多くても少し溢れる程度しか出ません。これでおよそ5mlくらいです。たぶん普通の人はこのくらいが限界だと思います。それに合わせて精液溜まりの大きさも決まっているのでしょう。

ところがネットの射精動画を見ていると、時々ものすごい量の精液を出す人がいます。精液溜まりはあっという間に溢れ、亀頭の根元まで精液が満たしているのを見たことがあります。コンドームを外すと下から1/4くらいのところまで溜まっています。おそらく精液の量は10~15mlくらいに達すると思います。普通の人の倍以上ですから驚きです。これだけ出せばさぞかし気持ちいいだろうと羨ましくなります。

精液の量というのは残念ながら生まれつき決まっていて、極端に増やすことはできないようです。おそらく精液を作り出す器官である睾丸・前立腺・精嚢などが大きい人は精液の量も多くなるのだろうと思います。それは生まれつきのものですからどうしようもありません。

同じ人でも日によって異なる

同じ人でも毎回同じ量の精液が出るとは限りません。僕にも経験ありますが、たったこれだけ?という時もあれば、手のひらからあふれ出すくらい出ることもあります。量にしてみれば1.5~5mlくらいの幅があります。

そして量が少なかったときは残尿感ならぬ「残精感」みたいなものがあるのが普通です。何となく出し切らなかったような、中途半端な感覚なのです。こういう時は例外なく気持ちよくありません。一方大量の精液が出たときは「出し切った感」があり、心地良い爽快感があるものです。同じ人なのにこれだけの差があるのはいったい何なのでしょうか? 極端に増やすことはできないにしても、自分が出せる限界まで出し切ってみたいものです。

精液のほとんどは精嚢液

精液の量について考察する前に、精液の中身についてもう一度おさらいしておきましょう。よく知られているように精液の成分というのは、精子・前立腺液・精嚢液と、少量のカウパー氏腺液・精管の分泌液から成ります。このうち固形成分である精子は全体の1%程度に過ぎず、残りの99%は液体である精漿(せいしょう)から成ります。精漿のうち約3割が前立腺液で残りの7割は精嚢液が占めています。つまり精液の大部分は精嚢液でできているのです。

精液の成分

上の写真の中で、白い塊状に浮いているものが精子です。そして乳白色で半透明の液体が前立腺液、やや黄色っぽく透明な液体が精嚢液です。

射精の様子を詳細に観察しているとわかりますが、これらの成分は全部一緒に出てくるのではなく、順番に時間差をもって放出されます。射精の最初にピュッと勢いよく飛び出すのは前立腺液です。前立腺は尿道に近い側にあるため一番先に出てくるのは自然なことです。前立腺液というのは本来は半透明な乳白色ですが、2回目の脈動あたりから精子が混じってきて濁った白色になります。この液体は割とサラサラしていて栗の花のような独特の匂いがあります。

前立腺液と精子は最初の2~3回くらいの脈動でほぼ全部出し尽くされます。そして4回目あたりの脈動で初めて精嚢液が出てきます。最後の方になると精子はほとんど混じっていないため、あとは透明な精嚢液だけになります。前立腺液と精嚢液は性質が異なるために、射精直後は分離したままになっています。精液の大部分は精嚢液でできていることがよくわかるでしょう。

ある仮説

同じ人でも日によって精液量が異なる理由を説明するため、ある仮説を立ててみました。そのために次の現象に注目します。
  1. 量が少ないときは白く濁って粘り気が強い
  2. 長く射精しなかったときは黄色味が強い
  3. 量が多いときは黄色味が弱く水っぽい
  4. 射精間隔を短くすると全体に透明で水っぽくなる

以上の現象から推測されることは、まず前立腺液というのは作るのに時間がかかるため、前立腺内にストックされている量しか出てこないのではないか?という仮説です。もちろん精子もそうです。一度出してしまうと溜まるまで時間がかかるのです。ですから続けて何度も射精すると前立腺液や精子の補充が間に合わなくなって、ほとんどが精嚢液の透明で薄い精液が出てくるものと考えられます。

また精嚢液というのは通常は精嚢内にほとんどストックされていないものと考えられます。おそらく前回射精したときのものが少量残っている程度でしょう。精嚢液は古くなると黄色味を帯びてネバネバした状態になります。長いこと射精しなかったり、あまり興奮していなくて短時間で射精したような場合には古い精嚢液だけが出てくるので、黄色っぽい精液になるのです。一方、非常に興奮して長時間かけて射精した場合、新鮮な精嚢液が次々と分泌され続けて薄められると考えられます。つまり精嚢液は大脳からの指令によって初めて分泌が促進されるのです。したがって長い時間をかけて興奮を高めるほど精嚢液が大量に分泌されてサラサラした精液になるものと考えられます。

精液量を増やすには?

上の仮説によると、精液の量を決めるのは精嚢液であると言えます。前立腺液は分泌できる量が決まっているために、それ以上は増えません。しかし精嚢液は興奮すればするほど大量に分泌されるので、できるだけ時間をかけて射精するようにすると量は増やせると考えられます。動画などを見ながらオナニーするとどうしても早く射精したくなってしまうため、あまり良くはありません。できるだけ動画に頼らず文章や空想で時間をかけてするのが良いでしょう。

また続けて何度も射精すると前立腺液と精子が出なくなるため、水のように薄くなってきます。しかし精嚢液だけは何度でも出せるので射精自体は可能です。濃厚な精液を出したければ、前立腺液と精子が再びストックされるまで間隔を空けるしかありません。

精液の質を高める

一般的には白濁してドロドロした濃い精液が良いと思われているようですが、実はそうではありません。上で説明したようにドロドロの精液は精嚢液が非常に少ない状態で、相対的に精子と前立腺液の割合が多くなっています。精液の働きというのはまだ解明されていない部分が多いのですが、精嚢液は精子が運動するためのエネルギー源となる栄養をたくさん含んでいると考えられています。したがって精嚢液が豊富にないと、膣内で射精しても精子は子宮に到達することができないのです。本当に妊娠を望むならば、精嚢液を多量に含む精液にする必要があります。そのためには「興奮」が何よりも大切なのです。一般的なイメージとは違って、精嚢液をたくさん含んだ薄くてサラサラした精液が受精能力の高い良質な精液だと言えます。もちろん精子の数も重要ですから、精子が充満するまである程度間隔を空ける(3日程度)ことも必要であることは言うまでもありません。

亜鉛を摂取する

亜鉛はセックスミネラルとも言われ、射精と深い関わりを持っています。亜鉛が直接精子の生産を促進するわけではありませんが、精液中には亜鉛も多量に含まれていることがわかっています。射精すると体内の亜鉛は必ず失われますから、常に亜鉛を補給しておかないと良質な精液を作ることができません。

ところが亜鉛というのは食物から摂取することが難しく、日常生活で不足しがちなミネラルだと言われています。亜鉛を多量に含む食物として牡蠣が有名ですが、それを毎日食べるというわけには行かないでしょう? そこで手軽に亜鉛を補給できる方法としてはサプリメントの利用が有効です。亜鉛のサプリもいろんなところから市販されていますが、僕は下の商品を定期的に購入してもう何年か愛用しています。

亜鉛というのは体への吸収率が悪く、ある程度亜鉛の含有率が高くないと効果が薄いとされています。国内で販売されている商品だと多くてもせいぜい15mg程度ですが、この商品は亜鉛が1カプセル当たり何と50mgも含まれています。しかも120粒も入っていますから、毎日1粒飲んだとしても4ヶ月持ちます。2瓶入ってこの値段だとめちゃくちゃコスパは高いです。アメリカからの直送なので届くまで10日ほどかかるのが難点ですが、なくなる前に注文しておけば特に問題はありません。

亜鉛の含有量がとても多いですから、摂取量は一日1カプセルで十分です。それ以上摂取しても体外に排出されるだけで意味はありません。精液の量はやはり興奮度によって左右されるので、飲み始めてから特に精液量が増えたとは感じませんが、3日に一度は射精できる精力は維持できています。また亜鉛のもう一つの効果として粘膜を丈夫にする働きがあると言われています。本当に亜鉛だけの効果かどうかはわかりませんが、飲み始めてから風邪を全くひかなくなりました。サプリメントですから即効性はないですが、薬と違って副作用はないので摂取して悪いと言うことはありません。値段も安いものなので気休めでもいいから長期的に飲んでおくと何らかの効果はあるかもしれません。

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