ペニス各部の名称

ペニス
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ペニスの呼称

ペニス(penis)というのは雄の生殖器を指す英語で、日本語では「陰茎」と呼びますが、これは堅苦しい学術用語ですから日常会話の中で使われることはまずありません。セックスに関わるものなので俗語や隠語が多いのが特徴です。誰でも知っている「おちんちん」は性的なニュアンスをまったく含まない純粋な幼児語です。その他、チンチン、チンポ、チンコ、チンポコ、男根、陽物、イチモツ、マラ、肉棒・・など枚挙に暇がありません。さらに方言まで含めればそのバリエーションは非常に幅広いことに驚きます。事情は英語でも同じで、penisというのは学術用語なので堅苦しいニュアンスがあり、日常的にはcockやdickといった俗語が使われることが多いようです。

同様にペニスの各部を指す言葉も俗語がよく用いられます。たとえば、カリ、竿、鈴口、玉袋などがそうです。もちろんそれらを使ってもいいのですが、このサイト内ではペニスサイズなどについて議論する際、あいまいさを避けるためにここで用語を統一しておきます。

ペニス各部の名称

ペニス各部の名称

亀頭

ペニス先端の大きく膨らんだ部分を指します。その形がカメの頭に似ていることから名付けられました。英語ではグランズ(glans)と呼びます。余談ですが、亀頭という言葉をまだ知らなかった子供の頃、何となくカメの頭に似てるなぁと思ったことがあるんですが、本当に亀頭と呼ぶと知って驚いた覚えがあります(笑)。

亀頭冠

亀頭の付け根側で最も幅が広くなった部分を亀頭冠と呼びます。俗にカリと呼ばれる部分のことです。この部分に快感を感じる神経が集中しており、主にここを刺激することによって射精が誘発されます。ですからペニスの最も大事な部分です。なおカリという言葉は本来亀頭冠を指す言葉ですが、たまに亀頭全体を指すなど誤用されるケースも見られます。

亀頭頚

亀頭の付け根のくびれた部分を指します。俗にカリ首と呼ばれます。

外尿道口

亀頭の先端で縦の割れ目のようになっている部分を指します。俗に鈴口と呼ばれますが、実によくできた日本語だと思います(笑)。言うまでもなく尿や精液が体外に出てくる排出口で、尿道の終端に当たります。なお外尿道口があるなら内尿道口はどこにあるのかと言いますと、尿道の始まりである膀胱の出口のことです。外尿道口というのは正式な医学用語で、内尿道口は外から見えることはありませんから、普通は単に尿道口と呼んでも差し支えはないでしょう。

陰茎体

ペニスの本体部分である真ん中の棒状の部分を指します。俗に竿と呼んで、勃起すると大変固くなる部分です。これをどう呼ぶべきか、かなり悩みます。陰茎と呼んでもよさそうですが、本来は亀頭も含めたペニス全体を指す言葉ですから正しい日本語ではありません。医学的には英語でthe body of penisと呼んで、日本語では陰茎体と訳されますが、あまりにも聞き馴染みのない言葉です。もう少し調べてみると英語ではシャフト(shaft)という表現があるようです。おそらくこれは正式な用語ではなく、日本語の「竿」に近い俗語かなと思います。ただこれもいまいちピンと来ないので、やはり日本語で「竿」と呼ぶしかなさそうです。

竿を裏側から見ると、丸く膨らんで柔らかい部分があるのに気づくと思います。この部分には尿道海綿体があって、その中を尿道が通っています。オシッコも精液もここを通ってくるわけです。この部分は勃起しても固くなりません。勃起時に尿道が押しつぶされないようにするためのクッションの役割を果たします。

包皮小帯

ペニスの裏側にあって、亀頭と包皮をつないでいる紐状の部分を指します。俗に言う裏筋のことです。何のために存在するのかはよくわかっていません。ここが感じるという人もいますが、筆者はあまり感じません。

陰嚢

言うまでもなく玉袋のことです。「ふぐり」という古語もあります。表面には皺が多数あって、温度によって伸び縮みします。袋の中に入っている精巣は金玉あるいは単に玉と呼ばれます。英語では俗にballと呼ぶようです。精巣というのは正式な学術用語で、現在では睾丸に代わって用いられています。しかし一般的には睾丸の方が広く通用しているので、このサイト内でも睾丸と呼ぶことにします。なおホーデン(hoden)というのはドイツ語で睾丸という意味です(笑)。

陰嚢縫線

陰嚢の中央あたりに縫い目のような線が見られます。これを陰嚢縫線といって、女性では大陰唇に相当する部分です。これは胎児の頃に人間の原型がすべて女性であったことを示す名残です。

 
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