日本人のペニスサイズ調査~勃起率(膨張率)

日本人のペニスサイズ調査調査
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ペニスが勃起するとどのくらい大きくなるのか? その割合を「勃起率」と呼ぶことにすると、最も単純には勃起時の全長を平常時の全長で割ったものと考えられます。つまり、ここでは次の式で定義されるものとします。

勃起率=勃起時全長/平常時全長

もちろん実際には長さだけでなく太さも考慮する必要がありますから、そう単純には定義できないと思いますが、勃起すれば太さも一緒に大きくなるので、これでも概ね当たっているのではないかと思います。

勃起率

まず勃起率の平均値を全ての年齢について算出した結果を示します。

平均値=1.76

つまり、勃起すると平均では長さが1.76倍に大きくなるということです。

次に勃起率の分布を求めてみました。

elect_normal_ratio.png(5837 byte)

すると1.5~1.6付近にピークがあることがわかります。平均値が1.76とやや高めに出たのは、高い方の値に引っ張られた結果と考えられます。この定義では分母の平常時全長が小さいほど勃起率は大きくなりますが、平常時の長さというのは気温や測り方によって大きくばらつくことに注意すべきです。したがって勃起率3以上は非常に疑わしいので無視してもよいと思います。

以上のことから、勃起率は平均1.5前後であると考えるのが妥当だと思います。

長さ変化

次に比率ではなく、平常時と勃起時でどのくらい長さが変化するのか、絶対値を求めてみました。ここでは次の式で定義するものとします。

長さ変化=勃起時全長-平常時全長

まず全ての年齢における平均値は次の通りでした。

平均値=6.09cm

また長さ変化の分布は次のようになりました。

elect_normal_diff.png(5460 byte)

すると平均値のおよそ6cmを中心にして正規分布に近い形になっていることがわかります。概ね3~8cmの範囲に大半が集中しており、それより外側は極端に少ないということもわかります。したがって、ペニスの平常時の大きさ自体は個人差が大きいものの、勃起による長さの変化は人によってそれほど違わないという事実が明らかになりました。

平常時全長と長さ変化との相関関係

よく「小さいペニスほど勃起すると大きい」という話を聞きます。また公衆浴場などで大きなペニスをぶら下げている人を見ると、「あれが勃起するとどんなに大きくなるんだろう?」と想像してしまったりもします。実際のところ、大きなペニスと小さなペニスでは勃起したときのサイズがどのくらい変わるものなのか、かなり興味があります。

そこで平常時の大きさと勃起による長さ変化との相関関係について調べてみました。もし勃起率で考えると平常時全長が小さいほど勃起率は大きくなり、いわば当たり前の結果になってしまうため、あまり意味はありません。そこで勃起時と平常時の長さの差で考えることにします。つまり、これは勃起による「伸びしろ」と考えることができます。

normallength_vs_difference.png(5506 byte)

その結果、非常に興味深いデータが得られました。ご覧の通り、平常時に小さいペニスほど「伸びしろ」が大きく、大きいペニスほど「伸びしろ」は小さいということが一目瞭然なのです。平常時の長さに「伸びしろ」を足してみると、おおよそ13~15cmになることもわかるでしょう。つまり、平常時の大きさが大きくても小さくても、勃起したときの大きさはあまり変わらないということなのです。たとえば平常時14cmのペニスが勃起すると、平均的な勃起率1.5を掛けて14cm×1.5=21cmになるかというと、そんなことは決してないということですね。このデータが正しいとすれば、勃起しても3cm程度しか大きくならず、実際には17cm程度だろうと予想されます。

上の結果より勃起率を求めると、平常時6cmの人では(6 + 7.5) / 6 = 2.25となり、平常時14cmの巨根?の人では(14 + 3) / 14 = 1.21という結果になります。つまり、平常時小さい人ほど勃起率は大きいということが裏付けられました。

本来は膨張率というより縮小率と考えるべき

平常時のペニスを目いっぱい引き伸ばしたときの長さは、最大限勃起したときの長さにほぼ等しいことはよく知られている事実です。このため医学的な調査では勃起させる代わりに引き伸ばした時の長さを測定して勃起長とすることが一般的に行われています。このことからペニスというのは風船のように伸縮性がある袋ではなく、ビニール袋のような伸縮性のない袋と考えるべきなのです。したがって、最大のサイズというものはあらかじめ決まっていて、そこへ流し込まれる血液の量によって見かけの大きさが変化するのです。

ペニスの海綿体に流し込まれる血液の量は、入ってくる血液量と出て行く血液量の差で決まります。勃起時には入ってくる血液量が最大となり、出て行く血液量がほぼゼロになりますから、海綿体に血液が溜まった状態となり、ペニスは最大限に膨らみます。逆に入ってくる血液量と出て行く血液量が等しければ海綿体に滞留する血液はゼロとなり、ペニスの大きさは最小になるわけです。

ただ入ってくる血液量と出て行く血液量が厳密に等しいかというと、これは人によって個人差があると思われます。もし入ってくる血液量の方が若干多ければ、海綿体に少しだけ血液が滞留した状態になり、ペニスは少し膨らむはずです。これは半勃起状態と同じです。つまり平常時に大きいペニスというのは常に軽く勃起した状態になっていると考えられるのです。このため「伸びしろ」が少ないという仮説が成り立ちます。実際に、普段から少し立っているペニスというのは結構な頻度で見かけることがあります。

以上の考察より、ペニスというのは最大限に勃起したときが本来の大きさであり、そこからどこまで縮小できるかという「縮小率」で考えるのが正しいと思われます。もちろん海綿体への血液の流入を完全にゼロにできれば最小となるわけですが、それには個人差があって、完全にゼロになる人もいればそうでない人もいるということですね。

とくに平常時のサイズが小さい人は短小コンプレックスに悩みがちですが、上のデータから平常時6cm以下の人は2倍以上の勃起率を持っていることが明らかです。つまりこういう人は血流の制御能力が優れているわけで、めいっぱい大きくしたり小さくしたりすることが可能なのです。それはまさに「高性能なペニス」と言えます。普段はだらんと大きいけれども勃起してもあまり大きさが変わらないペニスより、普段は小さいのに勃起すると見違えるほど逞しく変身するペニスの方がビジュアル的にインパクトがありますね。ペニスは勃起してナンボですから平常時の大きさなんてどうでもいいんですよ。もっと自信を持ちましょう。

年齢による勃起率の変化

勃起率は年齢によって変化があるのか興味があったので、これも調べてみました。下のグラフは年齢を5歳ごとにクラス分けし、その中で勃起率の平均値を求めたものです。75歳以上は非常にデータが少ないため省略しました。

jpenis_ratio_age.png(8076 byte)

このデータから、40歳くらいまではほぼ若者と同じ勃起率を保っていますが、45歳を過ぎると急激に勃起率が落ちていくことがわかります。そして55歳くらいでほぼ一定値に落ち着くようです。

つまり「勃ちが悪くなる」ということなのですが、これは加齢によって海綿体に流し込める血液の量が減ったからと考えられます。原因にはいろいろありますが、性的刺激による興奮の低下のほか、血管の障害など器質的な問題も考えられます。また勃起力は男性ホルモンの分泌量と密接な関係があり、若いときと同じ勃起力を保てているということは男性ホルモンが健全である証拠となります。

 
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